タンザナイト

その後、戻ってきた彼らは地面に非常に眩い青い石があるのを見つけました。彼らはこの神秘的な石を地元の探検家のもとに持ち込みましたが、探検家はこの石を特定することができず、タンザニア北部のアルーシャの宝石学者に送りました。

石はアメリカ合衆国においてGIA（米国宝石学会、世界的な宝石学の権威）による分析が実施され、次の結論が出されました。「この石は、それまでは褐色様の色しか知られていなかったゾイサイトの青色の異種である」。

600度の高温にさらされると、この石は類を見ない、紫がかった青となり、その後その色を保ちます。

発見から数年後、宝飾品店ティファニー＆カンパニーのオーナー、H.プラットはタンザニア産ゾイサイトに深く魅了され、原産国への敬意を込めてこの石をタンザナイトと名付けました。

タンザナイトの起源

その名が示す通り、タンザナイトはタンザニア産です。また、現在、タンザニアは世界で唯一のタンザナイトの産出地です。

タンザナイトの主な特徴

さきほど言ったように、タンザナイトはトルマリンやガーネットも含む、ケイ酸塩鉱物グループのゾイサイトの変種です。タンザナイトは、有名な石の耐久性評価基準であるモース硬度が6.5と評価されています。

タンザナイトは、貴石（サファイア、ルビー、エメラルド、ダイヤモンドのみに限定されている呼び方です）のリストに含まれてもまったくおかしくありません。その理由は以下の通りです：

—— 稀少性

地質学的な観点から見ると、タンザナイトはダイヤモンドよりも1000倍も希少です。専門家はタンザニアのタンザナイト鉱床の残存埋蔵量を約21トン、閉鉱までの採掘期間を約30年と推定しています。

—— 色

タンザナイトは有名なサファイアと比べても遜色のない鉱物です。

タンザナイトは多色性、つまり見る角度によって色がわずかに変化するという特徴があります。

また、タンザナイトの色は青いベースカラーに紫色の輝きがあるとも紫色のベースカラーに青い輝きがあるとも言え、文字通り視点を変えることによって変化します

詳細情報最も一般的な色は特有の青ですが、オレンジ、ピンク、イエロー、グリーンのタンザナイトもあります。

FAQ

—— 「ジェミオのタンザナイトの産出国はどこですか?」

ジェミオのタンザナイトはもちろんすべてタンザニア産です。ジェミオには現地に信頼のおけるパートナーがいるので最も美しいタンザナイトが入手できます。

—— 「ジェミオのタンザナイトは高品質ですか？」

ジェミオのタンザナイトはすべて、カラーストーンの最高品質であるAAA品質です！

宝石愛好家の皆様、詳細はAAA品質でご覧いただけます。

—— 「タンザナイトにはどのメタルをあわせればよいでしょう？」

タンザナイトを最高に引き立てたいのであれば、ホワイトゴールドまたはプラチナが一番でしょう。

より洗練され、自信に満ちたスタイルを求めるのであればイエローゴールドが理想的なメタルです。しかし、ブラックゴールドとの組み合わせは、タンザナイトを暗く見せがちなので避けることをお勧めします。

ジェミオからのアドバイス：ローズゴールドはタンザナイトに特に推奨されるメタルで、お客様から一番ご要望の多い組み合わせであり、ジェミオでも強くお勧めしています。

—— 「なぜタンザナイトではなくサファイアを選ぶのですか？」

それは簡単な選択ではありません。これまで言った通り、タンザナイトは輝きや色の点でサファイアと比べても遜色のない宝石です。

しかし、違うグループに属し、異なる特性を持つ宝石ですので注意が必要です。また、色については好みの問題ですが、サファイアは非常に有名でジュエリーのなかでも人気の高い貴石です。

ただし、タンザナイトは非常に稀少であるにもかかわらず、例えばEXCサファイアに比べると、比較的手ごろな価格で入手できます。これは、タンザナイトがサファイアよりも知名度が低く、そのため、需要が少ないからです。

—— 「どんなときにタンザナイトを贈ればよいですか？」

タンザナイトを選ぶと、きっとあなただけの宝石となることでしょう！一般的には結婚24周年に贈られ、また、12月の誕生石でもあります。星座に興味がある方にとってはタンザナイトは山羊座の守護石ですのでこの星座は羨ましがられることでしょう。

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