トルマリンには非常に多彩な色のバリエーションがあります。長い間、トルマリンはルビーやエメラルドなどのいくつかの貴石と混同されていましたがこの石は宝石学の世界で有数のモデルとされる高い品質を持っています。このガイドでその理由を説明していきます。
まずはトルマリンの歴史と起源を振り返りましょう。
トルマリンの歴史
1602年から、オランダ東インド会社と呼ばれる商社が世界中を航海していました。同社の船がスリランカへの最初の航路をとったのとともに、トルマリンが初めてヨーロッパにやってきました。
トルマリンはしばしばカラージルコンと混同されていましたが、1700年、この石に正式にトルマリンという名前が付けられました。
トルマリンの色はルビーに似ており、すぐに人気を博しました。中国最後の皇后もピンクトルマリンに夢中でした。
多くの宝石と同じく、トルマリンにも歴史上古くからさまざまな美徳と力があるとされてきました。
つまり、この石は守護の力を持ち、若さの象徴であると同時に、不安な心を落ち着かせる力や創造性を刺激する力があると言われてきました。
トルマリンの起源
トルマリンは世界中のあらゆる場所で見つけることのできる宝石 です。アフリカからアジア、ロシアのウラル山脈、さらにはいくつかのヨーロッパのいくつかの国でも見られます。
しかし、なかでもトルマリンの主要産出国はブラジルとスリランカとなっています。
ご存じでしたか?
スリランカの言語シンハラ語でトルマリンとは「混合色の石」を意味します。これは、トルマリンが非常に多彩な色を帯びることを物語ります。
シンハラ人(スリランカの多数民族)の伝説では、トルマリンが天から地上に降ってきたとき、虹を通過したことから、この独特の色合いを持つようになったと言われています。
トルマリンの主な特徴
トルマリンは、ガーネットのいとこの水晶類のひとつであるケイ酸塩鉱物の鉱石グループを指します。モース硬度7-7.5のトルマリンは、特に日常的に身につける宝石に相応しいです。
トルマリンの歴史
—— 色
トルマリンは、7つものニュアンスがある幅広い色のスペクトルを持つ鉱物です。また、トルマリンは単一かつ均一の色を示すことがまれな石で、原石は多色であることも多いです(ただし、ブラックトルマリンを除く)。
最も有名なトルマリンは緑またはピンクで、最も希少なのはネオンブルーのパライバと呼ばれるトルマリンです。
ジェミオでは、常設カタログにピンクトルマリンのみを掲載しています。しかし、ジェミオカスタマーサービスにご連絡くだされば100%オーダーメイドの一品として、別の色の特別注文を承ります。また、ジェミオのの限定版コレクションのピエール・アティピック(典型的でない石)にも注目してください。トルマリンがエフェメール・コレクション(極短期間のコレクション)として紹介されるかもしれません!
詳細情報幅広い色のバリエーションを持つトルマリンには各色に応じた名称が必要です。そのため、グリーントルマリン、ブラックトルマリン、あるいはピンクトルマリンなどの名前があります。これは、例えば、完全に赤しかないルビーとは異なります。
—— 電気石
色以外にも、トルマリンには非常に特殊な特徴があります。トルマリンは圧電効果を持つ石の一つです。つまり、トルマリンは加熱すると両面から電気が生じるのです。
この特徴は確かに日常生活でなんの役に立たないかもしれませんが、石のなかには不思議な特徴を持つものがあることがおわかりになるでしょう。
FAQ
—— 「ジェミオのトルマリンは高品質ですか?」
ジェミオのトルマリンはすべて、カラーストーンの最高品質であるAAA品質です!
詳細については、AAA品質をご覧ください。
—— 「ジェミオのトルマリンの産出国はどこですか?」
ジェミオのトルマリンはすべてブラジル産です!ブラジルは産出するカラーストーンの美しさで知られる国です。
—— 「トルマリンにはどのメタルをあわせればよいでしょう?」
ピンクトルマリンにはホワイトゴールドやプラチナなどのメタルを合わせることをお勧めします!
一般的に、3mmあるいは特に2mmといった小さなトルマリンは色があまり鮮明ではないことがあり、イエローゴールドやブラックゴールドなどのメタルですと石が十分に映えないおそれがありますので避けるべきです。ピンクトルマリンはローズゴールドでもその自然な色が引き立ち、美しく映えます。
—— 「どんなときにトルマリンを贈ればよいですか?」
トルマリンは10月の誕生石で、また伝統的に結婚8周年や52周年に贈られます。また、トルマリンは蠍座の守護石と言われています。
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