750千分のイエローゴールド

イエローゴールドが、ご自分のジュエリーに合った金属なのかどうか、きっと悩んでいらっしゃるでしょう。もっともな疑問です。その答えを見つけるお手伝いをいたしましょう。

イエローゴールドが、お客様のジュエリーに合っているかどうかの判断基準となるよう、まずイエローゴールドの主な特徴についてより詳しくお話しし、いくつかアドバイスをさせていただき、最後にその長所と短所を見ていきたいと思います。

基礎知識

イエローゴールドの主な特徴についてお話する前に、まずゴールドについて重要な基礎知識を今一度、振り返ってみましょう。

イエローゴールドの主な特徴

大方の場合、貴金属と聞いて、真っ先に思い浮かべるのはイエローゴールドです。それは当たり前のことです。イエローゴールドは、このカテゴリーを代表する存在で、とりわけジュエリーの世界ではそうなのです・・・これには、いくつも理由があります。

—— 1.K18イエローゴールド、カリスマ的貴金属

イエローゴールドは、日常的に身につけるジュエリーに最適な金属です。

• まず、非常に耐久性に優れた金属です。まず、「基礎知識」でお話しした通り、18K（750‰）ゴールドは、バランス的に完璧で、強度に優れた非常に硬い金属になります。ですから、特にリングについて言えば、日常的な衝撃にも最も耐えることができるのです。

• ゴールドは、非常にさびにくい金属です。そのため、非常に長いときを超えることができます。それで、はるか昔から、何世紀ものときを旅しなければならない貴重な品々に使われてきたのです。

こういったわけで、とりわけ18Kイエローゴールドを日常的に身につけるジュエリー、結婚指輪や婚約指輪におすすめします。

イエローゴールドは、優れた耐久性と硬さのみならず、そのカラーから、基準となる金属となっています。

—— 2.イエローゴールド、象徴のカラー

ゴールドは、みがくと、きらりと輝くイエローカラーを自然と帯びます。他にはないこの特性のおかげで、何世紀にもわたって人びとに愛され、名声を博してきたのです。

ゴールドそのものに、元々イエローカラーが備わっているということは、ジュエリーに用いるうえで大きな長所です。なぜなら、お持ちのイエローゴールドのジュエリーは時を経ても決して色あせることがないということだからです！

これは、選択をされる際に、非常に重要なポイントになるかもしれません。全ての貴金属がそうではないからです。例えば、最も近い関係にあるホワイトゴールドやブラックゴールドでもそうとはいえないのです。

イエローゴールドが何千年も前から貴重な品々の制作に使われてきたのは偶然ではありません。そのカラーが、時の経過に耐えうるところから、貴重な品々の制作においては基本となったのです。

クラシカルな金属をジュエリーにご希望だとすれば、最適なイエローゴールドが、往々にしてローズゴールドと比較されるのはなぜでしょうか？

—— 3.イエローゴールドとローズゴールドの違いは何か

答えは簡単です：色の違いです。

実は、ローズゴールドというのは、イエローゴールドをベースとし、単に銅の配合率を高めたものです。この違いで、ローズゴールド特有のカラー、ややブラウン味を帯びた赤銅の光沢が生まれるのです。

これが、イエローゴールドとローズゴールドの唯一かつ特異な違いです。

ローズゴールドについてはこちらをご覧ください。

—— 4.クラシカルな組み合わせに最適なイエローゴールド

何よりまず、ジュエリーに用いる組み合わせは、とても個人的なもので、それぞれの好みに左右されます！ですから、選び方に唯一全体的な規則はなく、お気に召すジュエリーを心の赴くままに身に着けていただいて全く構わないのです。

ただ、組み合わせの可能性を狭めることなく、最良の選択をしていただくお手伝いをさせてください。

まず、ホワイトゴールドやプラチナと異なり、イエローゴールドは、その名が示すとおり、色のある金属です。ですので、お気をつけいただきたいのは、どんな組み合わせも同じように調和がとれたものになるとは限らないということです。

イエローゴールドと特に相性がいいのは、サファイア、ダイヤモンド、タンザナイトやルビーといったカラーストーンです。一方、イエローゴールドの色によって、アクアマリンやトルマリンのようなより淡い色合いの石は、やや印象が弱まり、存在感が薄れる傾向があります。

イエローゴールドに関して、何を理解しておく必要があるでしょうか。

—— 4.

• 基準となる金属です。

• 18K（750‰）のイエローゴールドは、ジュエリーで使われている中で、最も耐久性に優れた金属です。

• 女性にも男性にも、気に入っていただけます。

• 経年に対する耐久性に優れ、ほぼ永遠に変わらない金属ということができます。

• そしてそのカラーは、決して色あせることはありません。

—— 短所

• イエローゴールドは、どんなカラーストーンとも同じように相性がいいわけではありません。

• その見た目が、クラシカルすぎる、昔風だと思われることもあります。

最後に

18K（750‰）イエローゴールドは、ジュエリーで使われている最もクオリティーの高いゴールドです。

クラシカルで非常に耐久性に優れ、永遠に変わらない、基準となる貴金属です。どんなタイプのジュエリーにも、とりわけ日常的に身につけるジュエリー、結婚指輪や婚約指輪に無条件でおすすめできます。

さらに、18K（750‰）のイエローゴールドは、非常に簡単なお手入れだけで長くお使いいただけます。祖父母の結婚指輪も、両親のものも、一生かわらずその指にはめられていたというのがその証です。